RCIを用いて有効なテクニカル分析

RCIとはRank Correlation Indexの略で、「順位相関係数」をあらわします。これは買われすぎ売られすぎを判断するオシレーター系のインディケーターの1種です。チャートが反転するPOINT(例:円高から円安に動きが転換するPOINT)をRCIは的確に表示してくれています。

 

RCIインディケーターは多く配布されています(ここでは個々の評価はしません)ので、それを使えば便利でしょう。オシレ−ター系ですからトレンドを読むものではありません。画面のレンジは−100〜+100までの間で実測値に追従してRCIもラインを描きます。RCIは相場の実測値を一定の期間(短い期間で8〜15)で計算します。RCIの短期期間は8〜15足、中期期間は25〜30足、長期期間は55〜65足が多いです。同時に表示させると便利です。これは移動平均線と同じように中期、長期の表示をすることで、うねりの変化と短期の変化を同時に見ることが出来ます。

 

■投資手法はスキャルピングのためにあります。
チャートが上昇していればRCIは上昇します。反転して下降局面になるとRCIも下降局面になります。スキャルピングでは短期でわずかな利食いが原則ですが、RCIをつかえばより多くの利食いが出来ます。基本的な投資法は短期、中期、長期の三本のラインが+100に集まって反転し始めたらショート(売りSEL)、その逆はロング(買いBUY)といった使い方になります。非常に安全なトレードになりやすいのですが、いくつか問題点があります。RSIやMACDでもいえることですが、オシレータ系のインディケータは決して勝率が高いものではありません。

 

■相場は生き物
それは相場が生き物であり、理論どおりに動くことより、機関投資家の(特にヘッジファンド、禿鷹ファンド)は巨額の資金と経験豊富な知力のある超優秀な連中です。相場をコントロールすることは日常茶飯事で、個人投資家はそれに振り回されているのが実態です。であるならば機関投資家の考えに沿ってRCIなどのインディケータを利用します。

 

短期、中期、長期の三本のラインが+100に集まったからといって、あわてて発注するとまだ急伸して大きな含み損を抱える事態に陥るのです。かならず反転して、しばらくしてから発注することが損を出さない大原則です。当然トレンド系のインディケーターを併設して表示して判断しなければなりません。

 

■投資手法
1.POINTは長期線のRCIがどういう波を描いているかです。+100や−100に短期線、中期線が集まってきているかを確認します。反転が近いことが予測されます。それにヘッジファンドは乗ってきます。
2.トレンド系のインディケーター(例えば移動平均線)が同じように長期線、中期線、短期線がゴールデンクロス/デッドクロスを描いていることを確認し、長期線と中・短期線が同じ傾向であることを確認するのです。
3.RCIで反転が確認されて2〜4足ほど様子を見て確実と判断したら発注します。
4.あまりよくばらず10〜30銭(PIPS)で決済します。なれてくれば次の反転まで待つようにします。
5.損切りは確実に入れておきます。

 

RCIに限らずオシレーター系のインディケーターはこうした手法がより勝率を向上させます。絶対は無いのです。慎重に。欲や思い込みは一番の危険です。FXに限らず欲や思い込みは自身の心から生まれます。自身が最大の敵なのです。あくまで投資は自己責任。泣かないために経験と知識を磨きましょう。


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